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公開日:2021.08.19

平塚ろう生が政策議論
県内高校生がWEB会議

  • 手話通訳を通して意見を伝える古川さん

  • オンライン提言のようす

 県内高校生による政策提言「かながわハイスクール議会2021」が8月4日・6日・17日に開催され、平塚ろう学校の古川天斗(たかと)さん(1年・四之宮)と原口菜々実さん(1年・藤沢市)が手話通訳を通してオンライン参加した。

 新型コロナ感染拡大を鑑みオンライン開催となった同議会。参加者は7月からSDGsや共生社会について学び、実際の県議会を模した各委員会に分かれ議論した。日本青年会議所神奈川ブロック協議会主催。

 Zoomを通したミーティングでは、手話通訳者が常駐。平等な社会の実現について考える「共生社会推進特別委員会」に参加した古川さんは「初めは手話の読み取りに追いついていけなかったが、2日目以降は慣れてしっかり話し合うことができた」と話した。人権について考える「厚生常任委員会」に参加した原口さんは「色々な価値観を吸収できた。学んだことを今後に生かしていきたい」と話した。

 17日には各委員会でまとめた政策を県知事へ提言した。

平塚市政にも中高生が提言

 市内の学校に通う高校生22人と中学生15人が市政の課題について若者視点で提言する「ひらつかWEBタウンミーティング2021」が8月6日にオンラインで開催された。落合克宏市長も参加し「空きテナント」「シティプロモーション」「教育」に関する若者からの提言に耳を傾けた。平塚青年会議所主催。

 参加者は7月からテーマごとに分かれ、秘書広報課や商業観光課への取材のほか、大学生ファシリテーターを交えた会議を重ねてきた。

 タウンミーティングでは高校生から「空きテナントを高校生がSDGsに貢献するためのイベントを開催できるレンタルスペースにしてほしい」「サイクリングで巡る平塚の遊び方を提言してほしい」等の声があがった。中学生からは「配布されているクロームブックの使い方講座を開催してほしい」という提言も。等身大の声に落合市長は、「皆さんの提言をしっかり受け止めたい」と話していた。

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