平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2022.02.17
映画『僕耳』を地元で
ハンドサインが凱旋
平塚を拠点に活動するTATSUさんとSHINGOさんから成る手話ボーカルグループ「HANDSIGN(ハンドサイン)」の楽曲から制作された映画『僕が君の耳になる』の特別上映と舞台挨拶が2月12日、シネプレックス平塚で開催された。約100人が来場し地元凱旋を盛り上げた。湘南ケーブルネットワーク主催。
映画に出演し手話指導も行った俳優の三浦剛さん、忍足(おしだり)亜希子さん夫妻も登壇。三浦さんは「僕達が交際していた頃の実話が元のシーンもある。映画を見て何かに挑戦したくなってくれたらうれしい」と話していた。
SHINGOさんは「映画などで新しく気付けたことを大切にしていきたい」と話し、TATSUさんは「僕も間違った手話を使っていたことがある。でも心がこもっていればちゃんと伝わりました」と明かした。
都内から訪れたという紺野裕也さんは楽曲に感銘を受けたといい「僕自身、周りにろう者がいなくて、意識しないで生活していた。HANDSIGNの活動があるだけで世の中の理解が進むと思う」と話していた。
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