平塚写真連盟の会長を務める 箭原(やはら) 繁雄さん 撫子原在住 85歳
好奇心 煌々と輝かせ
○…今年で設立51年を迎える平塚写真連盟の会長を、2018年から務める。同連盟は市内に7団体ある写真愛好団体を総括する会として、撮影会や展覧会、写真集作成など、プロ・アマを問わず写真に親しむ活動を推進してきた。
○…写真に興味を持ったのは高校生の頃。「叔父がドイツ製の良いカメラを持っていて、こっそり持ち出して撮っていた」とにこり。本格的に写真に打ち込もうと14年前に連盟に加入した。17年に自費出版した『月のある風景の撮り方』は、自身の写真人生の集大成。農家に生まれ、冬には月の光を頼りに夜通し家族の農作業を手伝った経験が、月への特別な思いを育んだという。普段から月の出入りと日の出入り時刻、撮影スポットから月が見える方角を念入りに地図に記すほどのこだわりようで、「自然相手の撮影は、準備しても撮れないこともあり大変。過去に早朝の撮影を寝過ごしてしまったときは悔しかった」と笑う。
○…北海道名寄市出身。就職で上京後、化学への興味から23歳で東京都立大に進学する。新潟の勤め先で妻と出会い、転勤をきっかけに2人で平塚に移り住んだ。名刺には「囲碁、写真、DIYを趣味にお酒を友に暮らす」という自身のキャッチコピーが。中でも物作りは昔から好きで、孫用の座椅子や、椅子に座って囲碁を楽しめるテーブルを自作した。「何でも長く便利に楽しめるようにしたくて」。好奇心を形にするエネルギーにあふれている。
○…写真連盟の会員は現在約100人。きっとこの数よりも多くの人が写真に親しみを持っているはずだと話す。「会も展示も、人生を楽しむ行事として、幅広い世代の人に参加してもらえたらうれしい」。今後も明るい未来に焦点を当てる。
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