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平塚・大磯・二宮・中井 スポーツ

公開日:2022.10.06

フィンスイミング松田優斗さん
世界大会で健闘
神奈中スイミング平塚校

  • フィンとシュノーケルを持つ松田さん

 神奈中スイミング平塚校所属の松田優斗さん(17)=老松町在住=が、9月にタイのプーケットで行われたフィンスイミングワールドカップの50m・100mビーフィンに出場し、日本代表として健闘した。



 ビーフィンは足ヒレを片足ずつ装着し、シュノーケルを着けてクロールで泳ぐ種目。松田さんは5月の日本選手権大会50mビーフィンで23秒92の自己ベストを記録し、17歳以下ジュニア部門で1位入賞。初の日本代表入りを果たした。松田さんは競技の魅力を「体感速度が全然違う。同じ50mでもタイムが3、4秒変わってくる」と話す。



 初の海外旅行に初の世界大会。長時間のフライトで体調も振るわなかったものの、日本代表として海外選手と渡り合った。結果は50mが22秒65、100mが50秒90でどちらも14位だったが、両方で自己ベストを更新する力強い泳ぎを見せた。「実はフィンスイミングを高校で卒業するつもりだった」と話す松田さん。しかし世界大会で手ごたえを感じ、「やっぱり泳ぐのは楽しい。大学でも続けたい。11月の日本選手権ではユース日本記録21秒台を目指す」と前を向いた。

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