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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2022.11.03

平塚市消防
鉄道災害想定し訓練
盲学校職員も参加

  • 車両内での救助訓練の様子

 電車とトラックの衝突事故を想定した鉄道災害対応訓練が10月26日、JR東海道線平塚駅電留線内で実施された。東日本旅客鉄道株式会社平塚駅や平塚保線技術センター、日本貨物鉄道株式会社相模貨物駅、市消防本部・消防署の約100人が参加した。

 訓練は「須馬踏切から線路に侵入してきた引火性液体積載のトラックと、茅ヶ崎方面から平塚駅に向けて走行していた電車が衝突し、出火炎上」という想定で行われた。

 JR平塚駅員による初期消火、情報収集、避難誘導と、各機関への通報を実施。市消防によると、発災から通報、指令、現地到着のタイムラグを短くするための訓練でもあるといい、参加者は実際の流れで通報の手順を確認した。

 訓練には、平塚盲学校の全盲の教諭2人も参加。要救助者として足場の悪い線路上を、消防隊員に支えられながら歩いて避難した。消防隊員は目の見えない人への救助時の配慮などを学んだ。

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