市内大神地区のツインシティ整備事業について、落合克宏市長は今後10年間で約6100億円とする経済効果の試算や、周辺の交通網の整備について明らかにした。開会中の平塚市議会定例会で、片倉章博氏(清風クラブ)、小泉春雄氏(湘南フォーラム)の総括質問に答えた。来年1月28日(土)にはまち開きの記念式典も予定している。
大神地区と相模川対岸の寒川町倉見地区で一体的なまちづくりを行う同事業。落合市長は総括質問に対する答弁で、同地区の現在までの経済効果として、国道129号沿いの物流施設の開業などで約350億円を見込むとした。
来春にはイオンモール(株)が建設を進める大型商業施設「ジ・アウトレット湘南平塚」や物流施設などの開業を控え、2023年度は約250億円、24年度は約930億円と試算。25年度の換地処分後10年間で累計約6100億円の経済効果に達する見通しだ。
商業施設の開業に合わせ、JR平塚駅北口から同地区を結ぶ路線バスの運行と、公共交通機関や自動車などの乗り換え拠点となる約4600平方メートルのトランジットセンターを今年度中に設置することも公表。新たな路線では電力で走るEVバスも配備する予定。
1月28日、まち開き
同地区のまち開き記念式典も1月28日に商業施設の敷地と大神公民館で開催。チアリーディングのステージやキッチンカーの出店などが予定されている。
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