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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2023.03.02

八幡公民館
文科省表彰を受賞
コロナ禍で工夫凝らす

  • (左から)八幡公民館の矢後大輔主事、吉野雅裕教育長、落合市長、原田館長、阪本さん、平野さん

 平塚市立八幡公民館が、文部科学省が選ぶ第75回優良公民館表彰を受賞した。原田茂館長ら関係者が2月15日、落合克宏市長に報告をした。

 同表彰は全国にある公民館のうち、特に事業内容・方法などで工夫を凝らし、地域住民の学習活動に大きく貢献している公民館が選ばれる。2022年度の今回は72館が選ばれ、そのうち県内からは八幡公民館のみが受賞した。

 同館は、地域の子育てサポートをする「やわた子ども村(平野国男村長)」と共催でペットボトルロケット作りを約15年間続けるなど、地域に寄り添った活動を展開している。コロナ禍では、子どもたちが家で幼虫を育てる事業「カブトムシ育てよう」を行った。原田館長は「人が密にならず実施できたので良かった。去年は平塚盲学校の生徒も参加してくれて、観察記録をつけてくれた」と話した。

 館内の季節に合わせた装飾も評価された。ユーユー梅屋本館の七夕飾りを制作していた同館飾り付けサポーターの阪本京子さん(八幡在住)が中心となって行い、季節に合わせた装飾を施した。七夕、ハロウィーン、クリスマスの時期は本格的な飾りで来場者を楽しませている。同館で活動している写真サークル「フォトやわた」は装飾と一緒に来場者を撮影し、写真を渡している。

 落合市長は「地域の人を巻き込んで事業をするのは大変。八幡地区の活動は、平塚市としても誇り」と喜んだ。

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