平塚・大磯・二宮・中井 教育
公開日:2023.03.09
「いじめ反対」ピンクで訴え
なでしこ小の取り組み
ピンク色の物を身につけて「いじめ反対」の意思表示をする活動「ピンクシャツデー」が2月22日になでしこ小学校(小島昇校長)で実施され、児童・職員ら約380人が参加した。
2007年にカナダで生まれたピンクシャツデーは、現在180の国と地域に広がり、同校では2021年から「ピンクシャツデー」を実施している。
3回目となった今回は、委員会メンバー14人が中心となり、1月から話し合いを開始。「いじめ反対の意思をみんなで表したい」との思いから、ピンクシャツをかたどった紙を100枚用意。その紙を模造紙に貼っていき、大きなピンクシャツを完成させた。シャツ型の紙には、「みんなスマイル」や「悪口を言わない」など、いじめ反対への意思が書かれている。
委員長の宮崎航一郎さん(6年)は「3年間続けてきて、取り組みが学校内に浸透してきた実感がある」とし、副委員長の井上怜南さん(同)は「私たちが卒業しても続けてほしい」と話した。
同校ではピンクシャツデーのほかに独自の取り組みとして、昨年10月に「スマイルデー」を実施。小島校長は「ポジティブな活動を通して、笑顔になれる学校にできれば」と思いを語った。
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