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公開日:2023.04.06
県議選
平塚は2期連続無投票
現職3氏、共に再選
任期満了に伴う神奈川県議会議員選挙(4月9日投開票)が3月31日に告示された。平塚市選挙区は定数3人に対して現職以外の立候補者が現れず、有権者の審判を受けることなく再選となった。
同選挙の立候補届け出は31日午後5時で締め切られ、米村和彦氏(39・立民)、森正明氏(61・自民)、藤井深介氏(65・公明)の3氏が再選した(届け出順)。
米村氏は立憲民主党から公認を受けて3期目の再選。無投票が決まり湘南スターモール商店街の選挙事務所に姿を見せると、「正直、自分がどれだけの信任を得ているか確かめたいという思いはあった」と振り返り、「これまでも注力してきた河岸整備をはじめとした災害対策、地域の警察官の増員など市民の体感治安を高める取り組みを推し進め、また次の4年間の活動を見てもらいたい」と抱負を述べた。
森氏は1999年の初当選から7期連続で県議の座を守った。一方で2期連続となった無投票について「4年間やってきたことの評価を点数で得られるのが選挙だと考えている。そういう意味では選挙がなかったことは残念」と語った。現職3氏のスクラム強化を図るとともに、「学校グラウンドの芝生化推進やツインシティ計画の後押し、大型トラック自動運転化などに取り組みたい」と意欲を見せた。
無投票の前回選挙で横浜市神奈川区から国替えした藤井氏は、再選で7期目を迎えた。「平塚では新人のようなもの」と語り、平塚市選挙区での出馬以降選挙が行われていないことから、「平塚市民のどなたにも私の名前を書いていただいていないという意味では、4年後を危惧している。横浜で5期務めた経験を生かして、県西部の活性化に力を注ぎたい」と表情を引き締めた。
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