新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5月8日から、季節性インフルエンザと同分類の5類に引き下げられ、平塚市内の小学校でも徐々にコロナ前の学校生活に戻りつつある。5月18日、平塚市立山下小学校(武井博久校長)の給食の時間に6年生の3クラスを訪ねると、どのクラスも机を向かい合わせにし、楽しそうに食べる姿が見られた。
「給食よりおいしく」
同校の6年2組ではコロナが第5類に移行する際に、給食の食べ方についてコロナ前に戻そうと、児童全員に問いかけたという。中には、飛沫などを不安に思う児童もいたが、いざ机を向かい合わせにして食べてみると、そこには児童皆が楽しそうに食べる姿があったという。
同クラスの岡田悠希さんは「コロナのときも給食を食べられるのはうれしかったけど、今はこれまで以上に給食の時間が楽しみになった」と笑顔。宮代和奏さんも「コロナの時はおしゃべりできずに逆に食べにくかった。みんなでおしゃべりしながら食べると、よりおいしく感じる」と話した。
校内の制限戻す
同校では5月8日以降も、まだ半分程度の児童がマスクを着用しているという。武井校長は「マスクは個人の意思に任せています。これまで学校内で制限のあった給食や掃除など、徐々にコミュニケーションのある日常に戻していきたい」と話した。
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