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ラフティング世界大会 テイケイ 3度目の頂点へ イタリアで26日開幕

スポーツ

公開:2023年6月15日

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相模川で練習する選手たち
相模川で練習する選手たち

 平塚市を拠点に活動するラフティングチーム・テイケイ(浅野重人監督)が、イタリアで6月26日から開催される「WRFラフティング世界選手権」に日本代表として出場する。2011年以来の優勝を目指して大会に挑む。

 4人または6人1組でゴムボートに乗り込み、パドルを使って激流を下るラフティング。テイケイは日本で唯一のプロチームで、3月に徳島県で行われた代表選考会で優勝して世界への切符を掴んだ。

 イタリアのバルッテリーナを流れるアッダ川を舞台に開催される世界大会には、約20カ国80チームが参加する。

 競技は、設置されたゲートをくぐりタイムを競う「スラローム」、設置されたブイを取り合う「ラフトクロス」、下る速さを競う「ダウンリバー」の3種目。総合得点を競う。

日本勢の復権誓う

 浅野監督は選手時代にオーストラリアで世界大会に挑戦したが、結果が出なかった。その悔しさから、世界で戦える日本チームを育成しようと2002年に発足したのが警備会社・テイケイ(東京都)のプロチームだ。

 テイケイは2010年と11年に優勝。昨年は準優勝に終わったが、3度目の頂点を狙い、今大会に向けて全国各地の川で練習を積んできた。

 通常は前の2人がエンジン役、後ろの2人が舵取り役としてパドルを漕ぐが、テイケイは全員が全ての役割を担うことでより強い推進力を得られるという。一方で全員の息が合わないとまっすぐ進まなくなる高度な技術も求められる。

 アッダ川は、わずかなミスでボートが転覆するほど難易度が高い激流として知られる。浅野監督は「高度な技術も発揮できるメンバーが揃っている。世界一奪還に燃えている」と世界の頂点を狙う。小泉聡キャプテンも「再び日本が世界のレースラフティングを牽引する存在になるために優勝を勝ち取りたい」と意気込んだ。

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