平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2023.11.09
長楽寺が完全復興
山門復元と四天王像入仏
海詠山長楽寺(札場町)で11月4日、山門落慶四天王入仏開眼法要が行われた。
同寺は1945年の平塚空襲でほぼ全てを焼失したが、「平成の大復興」を合言葉に、寺務所兼集会所や庫裡などの建設を進め、2012年に本堂を再建。今回の山門新築と山門の中に鎮座する新たな四天王像の入仏は、事業の締めくくりとなった。
滋賀県米原市の仏師・中川大幹さんが6年ほどかけて彫り上げた四天王像は、1体高さ3m、重さ300kgほどあり、東西南北を見つめている。祝いに訪れた同寺縁の僧や工事関係者、檀家、地元住民などは、その迫力ある姿に見入っていた。
新住職晋山式
同法要と合わせて新住職晋山式も執り行われ、これまで副住職を務めていた高橋智道さん(40)が第三十二世として就任した。高橋新住職は、「今日からスタート。信徒の期待に応えていきたい」と話した。
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