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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2023.11.16

精陽学園 小池俊さん
県介護賞を受賞

  • 賞状を手に笑顔の小池さん

 第30回神奈川県介護賞の受賞者が10月31日に発表され、平塚市からは福祉型障害児入所施設・精陽学園(城所)勤務の小池俊さん(49)が選ばれた。

 同賞は、県内の社会福祉事業を行う施設等で介護業務に携わり、特に功労のあった人を表彰するもの。今回は県内から3人が受賞している。

 小池さんは同園を運営する社会福祉法人至泉会に2002年に入職。障害者支援施設・ソーレ平塚(寺田縄)に16年ほど勤務し、6年前から同園に従事している。

 今回の受賞を受け「20年以上、障害者や障害児の支援に携わったことが評価されたと思う。ありがたい気持ち」と謙虚に喜びを語る。

 「障害のある方の手助けをしたい」という思いから、介護・保育全般を学べる専門学校へ進み、児童福祉を専攻したという小池さん。現在同園には、肢体不自由の子どもを中心に、知的障害や発達障害など様々な障害を抱えた3歳から18歳までの子ども47人が入所している。

 小池さんは、労務管理など管理職としての仕事をこなしながら、入所している子どもたち全員の様子を把握する。苦労とやりがいが表裏一体の毎日というが、「小学生だった子が中学生になり、やがて巣立つ。子どもの成長を見られる楽しさがある。つまづくこともあるが、クリアできる喜びもある」と、仕事のやりがいを語った。

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