ベルマガ通信 11月25日アウェー湘南1-0横浜FC 残留を引き寄せた主将の一撃 裏天王山の軍配は湘南
自らが放ったシュートの軌道から、得点を確信した大岩一貴選手は、高らかに右手のこぶしを振り上げた。
普段、インタビューでも言葉数の少ない寡黙なキャプテンが、黄緑で客席を埋め尽くした湘南サポーターを前に、こぶしを振り下ろし感情を爆発させた。そして、少しの静寂が訪れた。
VARが大岩選手のオフサイドの可能性について介入した。永遠にも感じる3分弱。この得点はただの得点ではないということを、会場に居る全ての人が知っていた。
湘南ゴール裏からは、判定から得点を引き寄せようと「ゴール」コールが自然に生まれ、横浜FCサポーターはチャントを歌い続けた。
結果、オフサイドはなく、湘南の得点が認められた。プロデビュー以来12年連続となる得点を挙げた大岩選手が、湘南にJ1残留をもたらした。
(ベルマガ:浜地隆史)
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