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公開日:2024.01.25

金目中学校
生成AIを積極利用
学校関係者が授業を見学

  • クロームブックでChatGPTを使う生徒

 金目中学校が、生成AI(人工知能)の活用に積極的に取り組む姿勢があるとして、文部科学省から「生成AIパイロット校」に指定された。1月17日は市内の小中学校関係者が同校を訪れ、1・2年生が授業で文章生成AI「ChatGPT」や作曲AI「CREEVO」を使用する様子を見学した。

 1年2組の生徒が受けた国語の授業は、「AIに人間の心に響く名文を書かせることはできるか」が題材となった。まずは3〜4人のグループに分かれ、「思い出のエピソード」をテーマに文章を作成。クロームブック(ノートパソコン)を使い、ChatGPTに「名文にして」「文を短くして」などのプロンプト(指示)を入力していくことで仕上げた。完成した文章は、色や擬似表現が多様され、情緒豊かな作品となった。

未来に必要

 同クラスの柏木柚香さんは生成AIに対して、「質問すると何でも答えてくれるのでありがたい。作文も素早く考えてくれる」と肯定的な一方、「たまに間違える。指示を出すのが難しい」と課題も語った。国語科を担当する櫻井雅之教諭は「昨年秋から普段使いしている。活用することで生徒が勉強に対して面白いと思ってくれたら。生成AIは未来を生きるために必要なので、しっかり教育していかないといけない」と話した。

様々な教科で使用

 また、音楽の授業では「生成AIを活用した作曲活動」、数学では「生成AIによる確率の問題作成」などが行われた。その他、家庭・技術・社会・理科・美術・総合的な学習の時間の授業で様々な活用方法が公開された。

 同校は、教員の発案で生成AIを授業に取り入れることを決め、パイロット校に応募。今後、英語と保健体育も加えて全科目での使用を模索している。

53のパイロット校

 文部科学省は昨年7月、教育現場における生成AIの適切利用に向けて、公立中学校・高等学校等を対象として暫定的な指針を示し、全国の38自治体53校をパイロット校に選んだ。県内では同校を含めて2校。

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