平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2024.02.15
平塚市
転入超過数、全国10位
全世代で増加
平塚市の昨年1年間の転入超過数は2499人で、全市町村で10位、県内では茅ヶ崎市に次いで2位だった。総務省が1月30日に発表した、住民基本台帳に基づく人口移動報告で分かった。
市内では転入が1万25人、転出が7526人となり、転入超過は2015年から9年連続。年齢別では0〜14歳が368人、15歳〜64歳が1821人、65歳以上が310人だった。
市企画政策課によると東京からの転入が目立つといい、「駅近郊でマンション建設が進んでいることや、コロナ禍を経てリモートワークが増えた影響が続いているからでは」と分析している。
市では子育て支援を成長戦略の要と位置づけ、今年度は小児医療費助成の対象を高校生まで引き上げたほか、保育所利用者に対するおむつのサブスク(定額利用)導入といった施策を展開。24年度当初予算案でも子育て関連の事業費を積極的に投じており、「市の子育て支援などが評価されたのか、家族の転入者も多い」(同課)と話した。
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