「第55回全国中学校柔道大会」が8月20日から長野県で開催され、平塚柔道協会(奥山晴治会長)に所属する原田竜惺さん(大野中3年)が男子個人73kg級で準優勝を果たした。
県予選は一試合を除いてすべて一本勝ちで優勝し、中学最後の全国大会に臨んだ原田さん。接戦を繰り返しつつも勝ち上がり、決勝では去年の準優勝者と対戦した。得意の組手に持ち込み一時優勢な場面もあったが、相手のパワーに対応しきれず惜敗。原田さんは「準優勝でうれしい気持ちもあるが、3年間ずっと日本一を目指していたので悔しさが大きい」と振り返る。
真田州二郎監督は「今年の73kg級は特にレベルが高かった。日本一になれる力はあるのでこれからに期待したい」とエールを送った。
家族の応援力に
昔空手をやっていた父・恭平さんと、小学1年の頃から柔道に打ち込んでいた原田さん。病気で療養している祖父の雅夫さんにも良い報告をするため、全力で挑んだ全国大会だった。
原田さんは「この悔しさをバネに高校ではインターハイ優勝を目指したい」と意気込んだ。
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