明治6年創業の鍋屋商店を継承し、平塚駅前にある湘南スターモール商店街の小売店「生活の道具なべや」で家庭用品やインテリア商品を販売。昨年、息子に引き継つぐまで33年間、社長として店を切り盛りした。
1995年に同商店街の立ち上げに尽力。2004年から16年まで平塚市商店街連合会の会長を務めた後、19年から3年間にわたり(公社)商連かながわの会長も務めた。今回、日本の中小企業の振興に貢献したとして経済産業省からの叙勲受賞を受け、「自分がもらっていいのか。畏れ多い」と謙虚に話す。
同商店街を立ち上げた時は「4つあった商店会をまとめるのが大変だったけれど、国や県、市から認められるようになった」と振り返る。近隣の「公園通り新仲会」などと連携して人を呼び込むためのイベントも実施してきた。
現在は一線を退いていると言いつつも、商店主が専門分野を生かして生活に役立つ知識や体験などを提供する「平塚まちゼミ」では、商店街を歩く講座の講師として各店舗の魅力を発信している。「自分ができることでお客様や商店の人たちに喜んでもらえれば」と話し、豊富な経験と知識で同商店街を中心に商店の活性に貢献していく。
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