大磯小学校PTAが発行する広報誌「いそかぜ」が、第46回全国小・中学校PTA広報紙コンクールの小学校の部で全国1位にあたる文部科学大臣賞を受賞した。11月15日にホテルニューオータニ(東京都)で表彰式が開催された。全国で受賞は4年連続。
同コンクールは、全国の小中学校で昨年度に発行されたPTA広報紙の中から優秀作品を選出するもの。23年度に発行されたものが評価対象となる。
今回は、大磯小150周年記念誌を含む3号分の「いそかぜ」が対象。大磯小PTA「広報サポ」メンバーの清水豊子さん、笹田美帆さん、豊田裕美さん、山口洋子さん、鈴野麻衣さん、前澤直子さん、杉谷千絵さん、林三奈さんの8人が紙面づくりを担った。
大磯小は2020年度に、従来型のPTAから任意加入を明確化。広報サポのほか、校内の畑で子どもたちが実施している野菜作りを支える「畑サポ」、ICT情報通信技術の学校への導入を支援する「ITサポ」など多様な活動を展開しており、広報誌ではその成果や意義を写真と文章で報告している。
俳句の投句など子どもたちの参加企画も多数あるほか、学校教諭の協力のもと、写真掲載許可を一つ一つ取り、児童の笑顔が全面に出る広報誌を実現した。
長年、広報サポで活動してきた笹田さんは、「いそかぜで伝え、残していきたいことは、子どもたちや保護者、地域のみなさんが抱いてる大磯小への愛。子どもたちの笑顔があふれる紙面を作っていきたい」と受賞に目を細めていた。
現在、広報サポではいそかぜ300号を制作中。児童211人から俳句の投句があり、「なんとか全員分掲載したいので、鋭意編集中」とうれしい悲鳴を上げる。6月には初の男性メンバーも仲間入りし、林さんは「愛あるいそかぜを作っていきたい」と意気込んだ。
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