5月22日付けで二宮町商工会会長に就任した 須藤 正高さん 二宮町在住 66歳
若手との融合で活気を
○…会員数535の地域の事業者が集う二宮町商工会の舵取り役として会長に就任した。「ずっとやってほしいと言われてきた」と周囲の期待を背負う。選出された2人の副会長は50代と40代と若い世代。2年の任期で「年寄りの知識と経験、若い人の想像力と行動力を融合して、二宮町を良くしたい」と後進育成にも力を入れる。
○…平塚で生まれ育ち、結婚を機に22歳で二宮町に移住。会社員として働いていたところ、妻の父親が営む(有)蓑島風呂機器サービスに誘われて入社し、41歳で会社を継いだ。「八方美人で意見を言えなかった自分を変えてくれた。人は努力や意識で性格の80%は変えられると教えてくれた」と慕い、今でも憧れという知人に誘われて33歳で商工会青年部に入会。以降、二宮町の地域活性のために尽力し、長年理事を務めてきた。
○…知人に勧められて数年前から始めたという読書が趣味。東野圭吾の作品をはじめ、司馬遼太郎の時代小説などを愛読。「自分の中で映像化したり、想像する事が楽しい」とほほ笑む。豊かな人生を送るため、5年ごとに自身の未来も想像して手紙を書く。70歳に向けては、「1から見直し、少しでも人として充実した人生を送る。人間性を作り上げたいと思っています」。
○…支えてくれた人への恩返しが原動力。「自分で良いのかという不安もあったけれど、周りに助けてくれる人たちがいたので恵まれている」と感謝の気持ちを持ち続ける。商店街連合会の会長も務め「商店や地域企業が元気にならないと、町が元気にならない」と減少傾向にある店や、会員数の復活などを目指す。「前会長の真似をするだけでなく、活性化のための新しいこともやっていきたい」と力を込めた。
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