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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2025.06.27

湘南ひらつか七夕まつりをつなぐ
主役は空舞う芸術品
「また来たい」呼び起こす

  • 昨年の飾りコンクール特選の一つ(片野屋)

 湘南ひらつか七夕まつりの顔は、何といっても飾りだ。空舞う芸術品のごとく、毎年多くの来場者を魅了する。これらの飾りは装飾品としてだけでなく、まつりの歴史と未来をつないでいる。

 まつりのメイン会場である湘南スターモールと紅谷パールロードの大型飾りは、商店や地元企業、団体などが掲出。トレンドを取り入れたり、世相を反映することで一つとして同じものがないため、来場者の「また来たい」を呼び起こす。

市民総出で掲出

 市民グループや団体の絆を映し出す「市民飾り」や、保育園児、幼稚園児、小学生などが制作する「子ども飾り」、平塚の七夕飾りを広く一般に普及させることを目的に飾りの制作支援を行う「(一社)七夕飾り空いっぱいプロジェクト」なども、まつりを盛り上げ、継続を支えている。

 まつりに関わる人たちは、未来を担う世代が飾りの制作を通して七夕文化に触れることで、伝統が次世代へと受け継がれることへの希望を感じている。老若男女が協力する制作現場は、世代を超えたコミュニティが生まれ、まつり継承への大事な役割になっている。

作品はHPでも

 同まつりでは、「七夕飾りコンクール」が開催される。中心街、地区別、市民飾り、子ども飾りの部に分かれており、市内に掲出する飾りが審査対象となっている。

 表彰式はまつり最終日の7月6日(日)、ひらしん平塚文化芸術ホールで行われる。飾りの写真は、7月5日(土)にまつりHPで公開される予定。

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