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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.07.02

「元気でね」児童ら稚魚放流
漁業や海洋環境の学習で

  • 漁船から放流する様子

 漁業者を多く輩出している平塚市立港小学校(岩田裕之校長)5年生の児童約90人が6月27日、平塚沖でヒラメの稚魚約1800尾を放流した。

 漁業や海洋環境を学ぶことを目的に、平塚市漁業協同組合(杉山武組合長)が主催する同事業。約500m沖合に停泊させた3隻の船上から、バケツに入った体長6〜7cmほどの稚魚に「頑張れ」と声をかけながら放流した。

 漁船・豊漁丸に乗って放流に参加した5年3組の田中結優さんと吉岡莉望さんは「楽しかった。ヒラメに元気でいてほしい」と話した。

 放流された稚魚は2年後には体長45cm、約1kgにまで成長するという。市漁協では、35cm以下のヒラメは再放流するなど、厳格な資源管理にも取り組んでいる。

 同組合の職員は「魚に触れて、今後、大きくなった魚を大切においしく食べてほしい」と話した。同組合は同日、横浜ゴム(株)とレモンガス(株)とも放流を実施し、合計で2万780尾の稚魚を海に送り出した。

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