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公開日:2025.12.25

桐蔭学園ラグビー部
花園3連覇へまい進
30日、初戦に挑む

  • 12月の公開練習。闘志みなぎる選手たち

  • 取材に応える藤原監督

 第105回全国高校ラグビー大会が12月27日(土)から花園ラグビー場(大阪府)で開催される。前回2連覇を飾った桐蔭学園高校は今大会も神奈川県代表として出場。3連覇をかけて30日の初戦に挑む。

 今大会は105回の記念大会として、例年より5校多い全国56チームが出場する。前年度優勝の桐蔭学園はシード校8校に名前を連ねた。

 12月の校内練習で取材に応じた藤原秀之監督。今年度のチームの特徴を「フォワードも大きくなく、バックスはどちらかというと小さい。その分、ボールをしっかり動かしながらスペースを探していけるチーム」と評価する。

 11月の県予選で、3大会連続23回目の花園出場を決めた同校。持ち味の"スピードのある継続ラグビー"を成熟させていくため、走り込みを中心にしっかりと基礎練習に取り組んできたという。

 チームを率いる堂薗尚悟主将については、「去年から試合に出ている中心選手。シーズン初めはチームをまとめるのに苦労したと思うが、周りのメンバーに支えられながら、ずいぶん成長した」と藤原監督。プレーヤーとしても、ラインアウトやスクラムなどのセットプレーで頼りになり、「ボールキャリーとして魅力ある選手」と話す。

 チームとしての方向性を確認するミーティングは選手主体で行い、時には4時間を超えることも。藤原監督は「全員が意見を言える場づくりが重要。反対意見も大事にしている」と語った。

チーム力で勝負を

 30日の初戦では、常翔学園(大阪)と茗溪学園(茨城)の花園優勝校対決の勝者と対戦する。

 12月初旬には、常翔学園と毎年恒例の練習試合を行い、両チームとも課題の洗い出しと最終調整を行った。藤原監督は「組み合わせ抽選会の結果が分かったときは、選手たちも焦ったのでは」とにこり。

 初戦に向けては、「うちより力のあるチームも多い。全国はさらに厳しい試合になると思う」と藤原監督。「個性際立つチームというより、チーム力で戦っていかなければならない。一つ一つ課題をクリアしていって初めて決勝の舞台に臨めるはず」と気を引き締めた。

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