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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.07.04

平塚市
平和慰霊塔を再整備
10月頃に完成予定

  • 現在は井桁積み部分の撤去が完了している

 平塚市は、八幡山公園内(浅間町1の1)にある「平塚市平和慰霊塔」の再整備を進めている。平和慰霊塔は建立から60年が経過し、老朽化が進んでいることから、井桁の撤去とモニュメントの設置、周辺整備などが行われる。

 平和慰霊塔は、戦争犠牲者の慰霊と平和への願いをあらわす塔として、平塚市戦没者慰霊施設建設準備委員会によりデザインが公募され、128点の中から設計図案を選定。市民の浄財と市費で1965年12月に建立された。

 慰霊塔は、高さ約22ⅿのコンクリートによる井桁積み構造で、頂上部には「平和の炎」が設置され、地下の奉安室には明治以来の戦争犠牲者の霊名簿が納められている。

 再整備は現在、井桁の撤去が完了し、今後はこれまで平和慰霊塔の頂上部に設置されていた「平和の炎」を再利用したモニュメントを設置するほか、スロープや階段、柵の整備などが行われる予定という。また10月17日(金)には、「核兵器廃絶平和都市宣言板」が設置される。

 市福祉総務課では「工事に伴い、公園内の一部エリアが立ち入りできません。ご利用されている皆様にはご不便をおかけいたしますが、工事期間中はご協力ください」と呼びかけている。

 なお、工事の完了時期については、10月頃を予定しているという。

 再整備前の慰霊塔の姿を未来に残すことを目的として、ドローンで撮影された映像はYouTube(https://www.youtube.com/watch?v=bj5nlKHt1oY)で見ることができる。

 問い合わせは同課【電話】0463・21・9862。

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