平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.07.11
平塚JC
インバウンド需要拡大へ
大磯でディスカッション
外国人観光客のインバウンドによる地域活性化を目指す平塚青年会議所(安藤慶理事長/平塚JC)は6月19日、大磯町保健センターを会場に大磯町のインバウンド需要拡大を目指したディスカッションと発表会を行った。
「つなぐ、ひらく:地域資源の新たな未来」と題した事業で、同会議所の会員をはじめ、町内事業者、池田東一郎大磯町長、東武トップツアーズ(株)の社員など約50人が参加した。
2024年の訪日客の消費額は8兆円に達するなどインバウンド市場は好調を維持しており、大磯町もその恩恵にあずかるべく活発な議論が交わされた。
発表では、大磯ロングビーチで公式ビーチサッカー大会を開催すること、大磯町の様々な食材を組み合わせた独自の料理提供、150年の歴史を持つ大磯町の古民家での宿泊体験、明治記念大磯邸園のライトアップ、大磯城山公園や旧吉田茂邸などに宿泊する300万円のラグジュアリーツアーなどの案が出た。
平塚市の安藤木材(株)に勤務する安藤理事長は「外国人は日本文化を求める傾向にある。大磯は良い材料を使った建物が多いので生かせたら」と話し、東武トップツアーズ(株)の手島大輔さんは「日本人の大学生でも観光に70万円払う人がいる。値段相応の価値を提供できれば」とアドバイスした。
池田町長は「明治記念大磯邸園でのライトアップに心惹かれた。JCの皆さんとこれからも連携したい」と話した。
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