平塚・大磯・二宮・中井 コラム
公開日:2025.08.21
ベルマガ通信
瀬戸際で掴んだ勝点1
2点のビハインドから追いつく 8月16日 ホーム 湘南 2-2 FC東京
前半6分に失点、「またか」という思いが脳裏をかすめたサポーターもいたに違いない。後半7分にもPKで失点し、万事休すかと思われた。しかし湘南の選手たちは諦めてはいなかった。
後半から入った小野瀬康介選手がボランチの位置に入り、後半19分に入った石橋瀬凪選手が得意のドリブルで躍動すると松本大弥選手のミドルシュートのこぼれ球を鈴木雄斗選手が押し込み、反撃ののろしを上げる。
疲れの見えたFC東京に対して、交代で入った石井久継選手と二田理央選手が攻撃で存在感を見せ、後半52分にコーナーキックから鈴木章斗選手がヘディングで同点弾を決めた。
「キャプテンの重圧は感じていない」と話していた章斗選手だが、試合後のインタビューでは涙ぐむ場面もあった。苦しい気持ちがあったのは間違いないだろう。勝点1で満足はできないが、2点差を追いつくことができたのはこの後の戦いにつながる結果だと思いたい。(ベルマガ:浜地泰子)
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