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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.09.02

自然の未来を考える
二宮で小中学生が体験学習

  • 意見を発表する児童ら=提供写真

 二宮町の小学生と中学生が、環境問題について体験しながら学ぶ「こども版気候市民会議」が8月24日に開催された。

 昨年行われた「にのみや気候市民会議」の小中学生版として、5月から全4回にわたって開催され、延べ17人が参加した。

 同会議は、体験学習を通じて環境への理解を深めることを目的としており、これまで、自然素材を使った竹ランタン工作、町内の森などを訪れる自然探検ツアーなどが実施された。

 最終日には、これまでの学びをもとに、参加した児童らが3つのグループに分かれ、二宮町の未来の環境について意見交換を行った。児童からは「森をたくさん増やす」ことや、「立ち止まって振り返る」をキャッチフレーズにした取り組み案などが発表された。また、便利さと引き換えに失われた自然を取り戻すための具体的な方法として、環境をテーマにしたボードゲームやダンス、映画の制作、定期的な話し合いの場の設置などが提案された。

 参加した大木隆之将さんは「他の人と話すことでアイディアや楽しさが増した。もっと環境や世界を楽しくしたくなった」と話した。

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