平塚・大磯・二宮・中井 コラムスポーツ
公開日:2025.09.03
ベルマガ通信
失態
ベンチワークの無策で勝利を逃す8月31日 ホーム 湘南 4-5 G大阪
3月に加入したFW小田裕太郞選手による待望の湘南初得点は、山口智監督に向けた最高のプレゼントだった。その直前、得点機会阻止でDF舘幸希選手が退場していたからだ。
前半で得た2点差は、僅か後半10分で失い、逆転を喫し負けた。会場に居るものが皆思ったことだろう「なぜ後半開始からDFを投入しないのか」という点だ。失点を喫した後、DF大岩一貴選手を投入しているだけに、余計見栄えが悪い。
試合を振り返って、1失点目の判定について言及するあたり、指揮官は冷静な判断を欠いていたのではないか?少なくとも、この試合の敗因は1失点目には無い。
後半序盤の2失点を振り返り、ボールへの寄せ方を語るあたり、視点は細部に向かいがちで大局を見ていない。
後半に向かうに当たって「二田理央選手と小田選手はまだ行けると判断した」というのは4点目でも狙ったのだろうか?
「プランが沢山ある中で、実行しなかった」と語る前に、この試合こそ決断と割り切りが必要ではなかったか?
山口智監督の話を聞くと、理想を追い求める求道者のように感じるときがあるが、勝負師ではないと断言できる。ダニエル・ポヤトス監督は、3失点を喫した前半を「しっかりと支配できて手応えがあった」と振り返っており、言葉通りにしてやられた結果となった。
少なくとも3対2で勝てた試合を、ベンチワークで落とした指揮官との対比が色濃く出た形となった。残された試合は10試合、このままで良いわけは無い。
(ベルマガ・浜地隆史)
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