平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2025.09.12
95歳で6万歩
二宮町の安西梅子さん
二宮町富士見が丘に住む安西梅子さん(95)は、ゆめクラブ二宮が1月に主催したウォークラリー大会に女性最高齢で出場し、1カ月で6万7千歩を歩いた。
95歳で出場できた要因は、40年以上も続けているという毎日のウォーキングの成果だ。毎朝5時に起きて、家の周りを歩くのが日課という。「歩くと爽やかな気持ちになり、気分がシャキッとする」とその効果を語る。
ウォーキングを始めたきっかけは、趣味の書道に没頭していた40年ほど前。腰を痛めて半日歩けなくなった際医師から勧められ、1日5分から歩き始め、少しずつ距離を伸ばしていった。「無理をしすぎず、続けることが大事」と継続の秘訣を明かす。
自分のことは自分で
長男夫婦と暮らす安西さんは、炊事、掃除、買い物まで、自分のことはすべて自分でこなす。今でも書道の作品制作にも励むなど、「足腰が大事だから」。ウォーキングが充実した日々を支えている。
「健康で好きなことができている。今が人生で一番幸せ」ととびきりの笑顔を見せた。
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