平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.09.12
LOVEのとプロジェクト
能登との交流継続を模索
大磯町に要望書を提出
2024年元日に発生した能登半島地震の被災地復興支援を行ってきた大磯の有志団体「LOVEのとプロジェクト」(土肥克匡実行委員長)が8月27日、「石川県輪島市との教育・防災に関する連携体制構築についての要望書」を池田東一郎町長に提出した=写真。
同団体は7月25日〜28日、輪島市の小学4〜6年生9人を招いた3泊4日の交流ツアーを大磯町内の小学生と実施。今回提出された要望書では、大磯町としてこの受け入れプログラムを継続することや、輪島市を含む能登地域へ町の子どもたちを派遣することなどが盛り込まれている。その他、輪島市の被災体験を生かすための情報共有など、防災分野での連携も要望した。
同団体の芦川博昭顧問は、「知恵を持って地域防災を担っていける人材を大磯で育みたい。継続的な交流を、町にも後押ししてもらえればうれしい」と話していた。
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