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公開日:2025.12.05
東京2025デフリンピック
平塚勢がメダルラッシュ
ゆかりの選手ら全員獲得
日本初開催となった聴覚に障がいのある人の国際的なスポーツ大会「東京2025デフリンピック」が11月26日に閉幕し、女子バレーボールや水泳などに出場した平塚市ゆかりの選手たちが、金5つ、銀4つ、銅3つの合わせて12個のメダルを獲得する活躍を見せた。7つのメダルを獲得した水泳の茨隆太郎選手は、「お世話になった皆さんにいい泳ぎを見せられた」と大会を振り返った。
平塚市内在住の茨選手は、水泳の男子200m自由形、200m個人メドレー、400m個人メドレーで金メダルを獲得。400m自由形、100mバタフライ、200mバタフライで銀、4×100mメドレーリレーでも銅を獲得するなど、「今までで一番モチベーションが高い」と挑んだ大会らしく、出場した8種目中7種目でメダルを獲得する圧倒的な強さを見せた。
日本開催ということもあり、「お世話になった方々に感謝を伝えられる機会になった。応援の中で泳げたことが本当にうれしかった。夢のようで幸せな時間でした」と喜びをにじませた。
バレー・陸上も金
平塚ろう学校卒業生の中田美緒選手、長谷山優美選手、高浜浜彩佑生選手が出場した女子バレーボールと、東海大学3年の荒谷太智選手が出場した陸上4×400mリレーで金メダルを獲得。また、平塚ろう学校出身の桐生聖明選手が男子サッカーで銀メダル、市内在住水掫(もんどり)瑞紀選手(東海大学2年)が男子柔道90キロ級と団体戦で銅メダルを獲得した。「平塚ゆかり」として送り出された選手たち全員がメダルを獲得する快挙となった。
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