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小田原

早川河川漁業協同組合の代表理事組合長を務める

関根 康生さん

箱根町大平台在住 61歳
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異色の早川の番人

 ○…スーツをかっちりと着た立ち姿。ビジネスマンのような語り口。”釣りのプロ”といった他の組合長や組合員とは一味違った印象を受ける。話を聞くと「私は魚釣りのことはそこまで詳しくないですから…」と苦笑。定年を迎えた去年まで、東京都の職員として公害局、下水道局、環境局、環境カウンセラーとして勤めてきた。「いわば水質を守るプロですよ」と自負するその顔は頼もしい限り。水質管理についての本を何冊も発行しており、早川や芦ノ湖の水質の話となると、ひときわ熱が入る。「都では人為的な水質環境の事故が多かった。早川は、自然災害はあるが人為的な事故が少ない」と誇らしげだ。

 ○…今年の3月、早川河川漁業協同組合の代表理事組合長に就任した。以前は自宅の大平台から東京まで片道2時間半かけて通いながら、同組合の大平台支部長を務めていた。同時に趣味として水質検査を行ってきた。「これからは組合としてもやっていきたい。また本来河川は1本な訳だから、支部制ではなく一本化したい。しがらみ等もなく、マネジメント的にも楽になる」と希望を語る。

 ○…宮ノ下で生まれ、幼少から川と親しんできた。中学の時にはテスト勉強もせずに、毎日のように早川のせせらぎでウグイを釣っていた。怒られて親に釣竿を折られた事も。「釣りをしながら旅館から流れる排水が泡立っているのを目にし、私の仕事は決まった気がする」と話す顔からは責任感の強さが伝わってくる。

 ○…早川は河床勾配が高く、芦ノ湖から約20Km、上流から下流まで様々な顔を見せる。宮ノ下辺りは『箱根八里』で有名な『千仞の谷』、急流が続く。下流は緩やかで危険が少なく家族で楽しむのに適しているという。「釣りはもちろん、様々な世代に楽しんでもらえる河川にしていきたい。また川を綺麗に使ってほしい。綺麗な早川を守っていきたい」と熱意を語る。今度の早川の番人は手強い。
 

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