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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2020.10.31

新町長として箱根町の舵取り役を担う
勝俣 浩行さん
箱根町在住 66歳

  • 勝俣 浩行さん (写真1)

箱根の未来へ実直に挑む

 ○…素朴な笑顔が周囲を和ませる。スラリとした長身に、柔らかい物腰が印象的だが、曲がったことが嫌いな強い信念の持ち主でもある。副町長として約6年、噴火警戒レベル上昇や台風被害、新型コロナなど、相次ぐ困難に見舞われながら、行政のナンバー2として課題に向き合ってきた。「安心して暮らせる町が至上命題。町民生活と事業者の経営を守りたい」と、決意を固める。

 ○…箱根の山を駆け回り、のびのびと育った。西湘高校、専修大学で学び、箱根町に入庁。20代は主に地域の出張所で住民窓口を担当した。「何でもできるようになるために、幅広い知識を持たなければ」と無我夢中に励んだ日々。地域の人たちと交流するために、休日は積極的に地元の行事に参加し、青年会の仕事にも取り組んだ。住民目線を培った駆け出しの頃を「原点」と振り返る。

 ○…夫婦二人三脚で3人の子どもを育てた。マメに家事もこなし、得意のカレーやシチューは夫人からも好評だ。年に3回は遠方で暮らす家族も集まり賑やかに過ごすが、「コロナ禍で会えず寂しい」と、送られてくる4人の孫たちの写真を楽しみにしている。伝統の「宮城野囃子」を30年にわたり小学生に教えるなど、地域活動を通して子育て支援の充実を訴える。「人口減少が大きな課題。現役世代が町内に住み、安心して子育てができる町を目指したい」と力強く話した。

 ○…箱根の隅々まで歩きつくし、穴場スポットも知り尽くす。明神ヶ岳と金時山の間から眺める富士山は「ものすごく雄大」と誇らしげ。「観光地として地域の付加価値を高めるために、官民全体で箱根のブランド力を上げていきたい」。不撓不屈の精神で、先頭に立ってまちづくりに実直に挑む。

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