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公開日:2020.11.21

小田原市小学校
修学旅行代替行事始まる
第3波による再検討も

  • 静岡県の日本平を訪れた酒匂小=同小提供

 宿泊を伴う修学旅行の中止を決定した全25の小田原市立小学校で独自の代替行事が行われている。日帰り旅行や思い出作りの校内行事が各校で計画されているが、新型コロナウイルス感染拡大第3波の懸念など、対応への苦慮は続く。

 小田原市では例年、5月頃に修学旅行を実施していたが、新型コロナウイルスの影響により一旦は12月へ延期実施に。その後も感染リスクが回避できないとして9月に中止が発表されていた。

 修学旅行の中止を受けて各校は独自に代替となる行事を検討。日帰りバス旅行や校内行事、感染リスクを回避した上での宿泊旅行など、対応は分かれている。

 11月10日には酒匂小学校が日帰りバス旅行で静岡県を訪問。その他の小学校も今年度中に学習活動の一環、思い出づくりなどを目的とした行事を計画している。

 一方で11月に入り、感染拡大の第3波の懸念が高まっている。市教育委員会の関係者は「今後の状況次第では代替行事の実施についても再検討せざるを得ない」と話す。

3町は宿泊旅行

 箱根町と真鶴町は12月、日光への修学旅行を予定。電車やバスは通常2人掛けをひとりで使い、密を防ぐほか、看護師の同行を決めた。湯河原町は町内の宿泊施設に泊まり、近隣の文化施設を巡る旅行を実施する。各町の教育委員会は「安全と児童の思い出づくりの両立を目指し調整してきた。できる限りの新型コロナ対策を行い実施したい」などとしている。

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