箱根町と(株)ゴールドウイン(東京都渋谷区)が3月9日、「地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。箱根町の自然環境と、同社のアウトドアを通じた体験や学びに関する知見を有効活用し、「環境先進観光地・箱根」の実現と地域活性化を推進していく。
ゴールドウインは「ザ・ノース・フェイス」など世界のスポーツブランドと提携を結ぶ大手スポーツ・アウトドア用品メーカー。
協定では、富士箱根伊豆国立公園の魅力や価値の向上や子どもたちへの体験的な学びの機会創出、自然環境の保全活動や地域企業・団体・産業との連携、協働、アウトドア・アクティビティの促進などのほか、地域防災支援に関することも連携事項として掲げられた。今後、具体的な内容や時期を協議していく。
湯本富士屋ホテルで行われた締結式には、勝俣浩行町長、同社の渡辺貴生社長、両者をつなげた箱根町で登山ガイドを展開する金子森さんとアルパインツアーサービス(株)(千葉県)の芹澤健一社長が出席。箱根DMO、芦之湖漁業協同組合の職員らも集まった。
勝俣町長は「オンリーワンの観光地を目指し、箱根の魅力・ブランド力の最大化につなげたい。観光産業を中心とした地域活性化に末永くご支援いただきたい」とあいさつ。渡辺社長は「子どもたちや箱根町を訪れる多くの方々が自然と文化を体験し、人間らしさを育んでいける環境を一緒に作り上げたい」と話した。
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