意見広告 小田原城再建議論で心躍るまちづくりを 小田原市議会議員 神戸ひでのり
”2024年のまちづくり”で私が注力したいのが『小田原城の未来』です。市内観光の本丸といえる小田原城天守閣は1960(昭和35)年に復興され、2016年「平成の大改修」で耐震補強が行われました。
コロナ後の来場者も順調に推移している我がまちのシンボルですが、耐用年数の限界もあり、今後の在り方を検討する必要があります。
建て替えとなると、国の指針により現在の鉄筋コンクリート造ではなく歴史に照らし合わせた木造での再建が必須に。私たち市民が『城の今後』を真剣に考える…、そんな議論の場が必要なタイミングが来たのではないでしょうか。
実は先人たちは次なる城建替のために近隣の山に木々を育ててきました。”その時”を待つ300年物の材木はSDGsの先駆け。そして市内には建築や製材など歴史建築のノウハウを持つ担い手も活動しています。
現在、天守木造復元を目指す「NPOみんなでお城をつくる会」が行政と整備検討協議を続けています。これに市民の活力も加え、再建へのプロセスや今も受け継がれる歴史文化の魅力を世界に発信できるのは小田原だけです。
市民が心躍るまちづくりの一手となるよう、今年もまい進します。
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