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(一社)かながわ西結婚推進協議会の会長に就任した 飯田 慶さん 小田原市浜町在住 54歳

公開:2024年9月7日

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飯田 慶さん

地元で縁運ぶ結婚式を

 ○…箱根と小田原を中心に婚礼事業を展開する8社で活動する協議会の3代目会長。「めぐる、むすぶ、つなぐ。ご縁を運ぶまち箱根・小田原」をテーマに、「結婚」を通じて家族や夫婦の大切さを伝えていく。価値観が多様化する現代では「結婚や挙式に対しての意味や意義が熟慮されるようになっている」といい、時代の変遷に合わせたかたちで「生まれ育ったまちで式を挙げるという感覚も大切にしてもらえれば」と投げかける。

 ○…東京都町田市生まれ。父親が自衛官で転勤のたびに引っ越しを繰り返した。「厳しく育てられた分、外ではやんちゃだったかもしれない」と無邪気に笑う。高校卒業後は、当時八重洲にあった富士屋ホテルに就職。何事にも意欲的に取り組み、25歳でワインソムリエに。「(創業の地)箱根に行きたい」というかねてからの願いが20年前に叶い、それを機に住まいごと移ってきた。

 ○…箱根に来てすぐ芦ノ湖畔の箱根駅伝ミュージアム開設に、その後も天皇皇后両陛下を迎えた2010年の全国植樹祭プロジェクトリーダー、富士屋ホテルの改修工事では責任者を任された。そして今年、富士屋ホテルの総支配人に就任。146年続く会社の歴史の重みを日々身に染みて感じ、創業家の写真に向かいあいさつするのが日課のひとつになっている。

 ○…スーツを脱いで、決まって夜は散歩に出かける。高2の娘と一緒に歩くこともあり、生きることや人間関係の難しさ、時には恋愛のことも語り合うほど仲が良い。小田原で生まれ育った娘が方言を話し、地域の祭りにも自然に解け込んでいく姿を見て「自分は転勤族だったので、うらやましい」と目を細める。すっかり心をとらえられ、箱根・小田原への地域愛がにじみ出る。

まっとうな政治を今こそ!佐々木ナオミ

さまざまな分野で課題が山積する日本社会、 いま待ったなしの大胆な改革や変化が求められています!

https://naomi-sasaki.com/

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