元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析 1/Fゆらぎ 1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで
湘南が気迫の勝利。1―1で迎えた後半11分41秒、FP高橋が敵陣深くでキープする大阪FPに激しいプレスを仕掛けると両チーム一触即発のつばぜり合いに。ひるむことない主将の姿に鼓舞されるようにチームは3―2逆転勝利で2024年ラストゲームを飾った。
今季から左腕にキャプテンマークを巻く高橋は「主将として戦う姿勢を示したかった。相手は中心選手だし、こっちも退けない。俺はこんなキャラですから」とキッパリ。試合中の感情表現についてはどの競技でも賛否両論あるが、勝利への執念が伝わる背番号「4」の覚悟は、心地よかった。
takaの目 試合採点&寸評
8/10点満点
湘南3-2シュライカー大阪
(12/21 @小田原アリーナ)
チーム得点王FP堀内の豪快ボレー、大黒柱FP内村の芸術的PP返し弾、GKフィウーザの神セーブ連発、そして主将の気迫…。役者揃い踏みの湘南がファイナルシーズン上位リーグ圏内の6位キープ。
佐藤貴洋…
西湘高〜慶応大学を経て渡ったイタリアで日刊スポーツ「セリエA通信員」として元日本代表MF中村俊輔らを取材(2002〜07年)、帰国後はJリーグ、プロ野球などを取材(2007〜12年)。現在はライターやクリエイティブディレクターなどで活動中。小田原フットサルアカデミー(FAO)広報広聴委員会委員長。
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