(公社)小田原青年会議所(小田原JC)の第68代理事長に就任した 室伏 寿美夫さん 湯河原町在住 38歳
正しさ胸に挑戦を
○…公益社団法人小田原青年会議所(小田原JC)の第68代理事長に就任した。若きリーダーの育成や地域活性化を目的に、さまざまな地域貢献活動や教育事業などに従事し、多くの要人を輩出してきた。「大役を受けたからにはやりきりたい」と襟を正す。スローガンに掲げた言葉は「挑む」。コロナ禍や社会情勢の変化など、苦しい現状に対し挑戦する意識を持ちたいとの思いを込めた。「自分がまず率先して行動することが大切。先頭に立って走り抜けたい」
○…湯河原町出身で実家は旅館を経営。多忙だった家業、幼い自身を気にかけてくれたのは地域の人だった。「近所の人の家に自分用の食器が用意されていたこともあった。地域の方に育ててもらった感覚がある」と振り返る。日本大学を卒業し会社勤務を経て、「よりよい町にすることが地域への恩返し」と、2012年に町議員選挙に挑戦、25歳で初当選を果たした。現在は4期13年目を務める。
○…JCを「大人の学びの場」と言い表す。当選を果たした翌年に入会、仕事では議員という立場だが、「JCではメンバーのひとり」。「若きリーダーの成長に目を向けた団体、入会して気付いたことも多くある」。先輩会員の熱意を目の当たりにし、「まだまだだな」と思うことも。舵取り役としてやりたいことは山積みだが、「正しいと思える行動をとる、その先にさまざまなことに挑戦する団体でありたい」
○…リフレッシュは相洋高校時代から熱中する和太鼓で、全国大会の出場経験があるほどの腕前。20年ほど前には同級生とともに演奏グループを結成し、現在も毎週の練習に励んでいる。忙しくも充実した日々が活動を支えるエネルギーだ。
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