小田原箱根商工会議所青年部(YEG)2025年度会長に就任した 稲葉 潤さん 箱根町湯本在住 38歳
変化や楽しさ、Tryから
○…小田原箱根商工会議所青年部(YEG)で、歴代最年少の会長として襷を受けた。3年間の副会長職などを経て、「さまざまな会長を見てきて、打診があれば受けよう」と決意は固まっていた。YEG事業で奮闘する仲間をうれしそうに見つめるトップの姿に憧れつつも「時代が変わる中、同じことをやっていたら組織は衰退する。先輩同様に、YEGをさらに良くしていきたい」。
○…箱根での小中学生時代には弱い子をからかう同級生に意見し、苦手だったサッカー部では周囲から退部を勧められても3年間やり通すなど、意志の強さが持ち味。その一方、父親の設備会社を20代半ばに継ぎ、経営改革を一人で進めて反発を招いた苦い経験も。「業績は上がっても社員との関係が悪化して最後は反旗を翻されました。コミュニケーションの大切さを学びました」。関係を再構築し、今では下の名前で呼ばれる関係に「居心地や風通しの良さも時には必要」と笑う。
○…迷走していた時期に門を叩いたのがYEGだった。経営者の仲間ができ、業務の進め方や社会での作法も吸収。趣味だったTVゲームから少し距離を置き、外に出て視界が開けた。現在は妻と3人の子どもとの時間や昨秋から始めたゴルフで気持ちを和らげる。「YEGでギアを上げるので、会社や家ではリラックスしています」
○…今年のスローガンに「Try(トライ)」の一言を採用した。「YEG活動に参加してみる、自分磨きや組織運営を考えるなど、メンバーは自分なりの目標を見つけてほしい」。変革への思いや疑問を念頭に、「仲間と目標へ進む楽しさが伝われば。それが地域や自分のためにもなる」。青年経済人の役割と個のブラッシュアップを追及する挑戦の1年を駆け抜ける。
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