小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日:2026.01.01
箱根駅伝往路優勝記念杯
無垢と象嵌で「二刀流」の技
通算30作目 金指ウッドクラフト
第102回箱根駅伝の往路優勝校に箱根町が贈る寄木細工の記念トロフィーが、12月18日に公開された。
同町で寄木の工芸品を制作する金指ウッドクラフト(畑宿)の職人らが手掛けたもので、1997年の73回大会から数えて通算30作目となる。2022年に82歳で亡くなった伝統工芸士・金指勝悦さんが長らく手掛けてきたもので、その年の流行や世相を反映させたデザインを無垢作りの技法で表現してきた。
今年は、勝悦さんのおいの金指雲流さんら3人の弟子による合作。投打の二刀流でワールドシリーズ2連覇に貢献したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手に着想を得て、野球をモチーフにした記念トロフィーを1年がかりで作り上げた。
ミズキやクルミなどの木材を使い分け、色合いの違いを生かして模様を表現。先端のカップ内部はボールの縫い目のようなデザインが施され、台座側面には木象嵌と呼ばれる工芸技法を用いて、大谷選手の愛犬や縁起の良い七宝柄をあしらった。
勝悦さんの妻・ナナさん(67)は「野球と駅伝で競技は違うけれど、目標に向かって努力するスポーツの素晴らしさを感じてほしい」と作品に込めた思いを語る。100回大会までの記念トロフィーに携わった勝悦さんの遺志を継ぎ、弟子らがたすきをつないできた制作活動。「夫がこだわってきた無垢作りの技術と、記念トロフィーへの思いが後押しになった」と、ナナさんは完成した作品を感慨深げに見つめた。
ピックアップ
意見広告・議会報告
小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











