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小田原・箱根・湯河原・真鶴 意見広告

公開日:2026.07.04

意見広告 「小中一貫校」への整備計画丁寧な議論を 小田原市議会議員 大川ゆたか

  • 「小中一貫校」への整備計画丁寧な議論を (写真1)

 小田原市教育委員会は6月8日、市議会に対し「すべての市立小中学校を2044年度までに12の小中一貫校へ再編する」という計画を報告しました。

 その背景には、学校施設の老朽化や児童生徒数の減少があります。試算では、現在の36校(小学校25、中学校11)をそのまま維持した場合、今後の40年間で約2587億円の整備費が必要とされていますが、一貫校へ再編すれば、計画期間の24年間で約1146億円に抑えられる見込みです。

 また、現在すでに全小中学校の4割以上にあたる16校でクラス替えができない状況です。少人数ならではのきめ細やかな指導というメリットはあるものの、集団行動や団体スポーツの制限、多角的な価値観に触れる機会の減少、人間関係をリセットできないといった問題点も指摘されています。今回の再編計画は、それらの課題に抜本的に向き合うものです。

 さらに一貫校化は、小中間の段差である「中1ギャップ」の解消に繋がるほか、職員室の一元化による事務作業の効率化など、教員の負担軽減も期待できます。

 いうまでもなく、最優先すべきは「教育の質の向上」です。計画を進めるにあたり、先行事例も参考になるでしょう。例えば東京都品川区の一部では、義務教育9年間を従来の「6・3制」から「4・3・2制」とし、子どもの発達段階に合わせた学習を行っています。

 一方で、懸念材料も忘れてはなりません。通学距離が長くなる地域へのスクールバス運行の検討や、新たな通学路での安全確保が求められます。また、学校は地域コミュニティの中心であり、防災や地域活力の拠点でもあります。跡地利用を含め、地域住民に寄り添う姿勢が必要不可欠です。

 今後、市民説明会等も予定されていますが、行政には地域住民との丁寧な対話と議論を重ね、真に有効な実施へとつなげていくよう、私も全力で働きかけてまいります。

小田原市議会議員 大川ゆたか

小田原市扇町2-13-2

TEL:0465-31-0501

https://ookawayutaka.jp/

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