戻る

伊勢原 トップニュース社会

公開日:2026.08.14

熱中症 重症者ゼロが今年3人に 搬送は高齢者が半数

  • 重症者ゼロから3人に (写真1)

 伊勢原市内における熱中症搬送について、今年度(7月31日時点・速報値)において生命の危険が伴う「重症」の搬送者が3人発生している。過去5年間は重症例ゼロで推移していただけに、急激な酷暑の影響が懸念されており、市消防では注意を呼びかけている。

 市消防によると、5月1日〜7月31日の熱中症搬送人員は、主に「中等症(入院を要する状態)」と「軽症(外来診療のみ)」の割合が大多数を占めてきた。2021年から25年までの過去5年間、死亡事例および重症事例はともに0件で推移していた。

 しかし今年度は、全体の搬送人員24人のうち、3人が生命の危険が及ぶ「重症」に。この重症者3人はすべて高齢者(満65歳以上)で、高齢層における急激な重症化リスクが顕在化している。

高齢者搬送割合毎年約4〜6割

 例年、特に高齢者の割合が非常に高く、全体の約4割から6割を占めている。

 この背景として、近年の記録的な気温上昇が挙げられる。市内の最高気温は、24年と25年には2年連続で39・0度という猛暑を観測した。今年度も7月末時点ですでに38・2度を記録している。気温が年々上昇傾向にあり、熱中症発症リスクに大きく影響している可能性があるといい、屋内外を問わず厳重な警戒が呼びかけられている。

 市消防担当者は「7月に入って搬送者数が増加した。注意喚起がどこまで伝わるか」としたうえで、「高齢者は感覚が鈍り水分補給やクーラー利用をしないケースがあり、体の水分量が減少し予備力も弱まるので重症化しやすい。若年者も水分だけでなく塩分やミネラルの補給も心掛けるなど、充分に注意してほしい」と呼び掛けている。

伊勢原 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

伊勢原 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

伊勢原 トップニュースの新着記事

伊勢原 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS