松田町の西平畑公園で本日2月9日(土)から3月10日(日)まで「第15回まつだ桜まつり」が開催される。時間は午前9時から午後5時まで。松田山に植栽された約360本の早咲き桜が、今年も足柄平野にひと足早い春の訪れを告げる。
「関東の富士見百景」にも選定されている公園からの眺望は、色鮮やかな桜と真っ白な富士山とともに、足柄平野から相模湾までを見渡せるスポットとして知られ、毎年多くの観光客で賑わう。公園内に咲き誇る早咲き桜はカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種で、他の桜より早い時期に満開となり、ソメイヨシノよりほんのり濃いピンク色に色づく。町が公園の整備を進めていた17年前に町民有志らによって植えられたもので、後に町が追加植栽を行って現在の本数になった。
会場には食事処やみやげもの店などが出店しているほか、実物の6分の1スケールの蒸気機関車(土日祝日運行)や小田急ロマンスカー(毎日運行)に乗って園内を巡る「ふるさと鉄道」(有料)も運行。園内の「子どもの館」でも、全長約4・5mの長大な雛のつるし飾りや通常サイズのつるし飾り、雛人形などが展示されるなど桜以外にも見どころが用意されている。
また期間中にはJR松田駅、小田急新松田駅周辺の各サブ会場でもつるし飾りの展示や酒蔵コンサート、フリーマーケット、昭和の自動車ショー、大道芸などのイベントが行われる。
桜のライトアップは5分咲き頃から
日没から午後9時までの夜間も公園を開放して幻想的な夜桜と夜景を眺められる桜のライトアップは、5分咲き頃から実施。昨年評判を呼んだミニロマンスカーの夜間運行も予定されている。
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