大井町金子の13・5haを事業区域とする大井町大井中央土地区画整理事業の安全祈願祭が6月26日、役場北側の事業地内で行われ、関係者らおよそ50人が出席した。
事業用地はJR御殿場線「上大井駅」から「相模金子駅」の西側沿線約1Kmで役場北側を南端に「相模金子駅」方面まで。地権者ら130人でつくる区画整理組合が2021(平成33)年3月までの完成をめざし今年7月中旬に着工する。
宅地造成(8・3ha)と調整池(0・5ha)、上下水道を組合が施工し、町が公園(2ha)と区画道路(2・3ha)、県が区画北側に都市計画道路「金子開成和田河原線」(0・3ha、95・2m)を整備する。都市計画道路の開通は全体の完成後になる。
都市計画道路は足柄紫水大橋から国道255線を結ぶ道路で、区画整理地を経て御殿場線の地下を通る。
安全祈願祭で間宮恒行町長は「昭和59年に特定保留区域に指定されて以降、地権者や役員の皆様には並々ならぬご尽力を頂いた。町も定住対策の柱として公園整備も計画している」とあいさつ。露木善一朗組合理事長(74)は「若さと活気に満ちた地域にしたい」と話している。
総事業費は17億2900万円。区画整理地内には約350世帯分の宅地を整備し約1000人の人口流入を見込んでいる。
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