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公開日:2017.02.11

県立山北つぶらの公園
3月末に開園へ
360度のパノラマ絶景、富士山から相模湾

  • さくら展望広場からの眺望

 山北町を通る東名高速道路「都夫良野トンネル」の山頂部で進んでいた公園整備が年度内に完成し、3月25日にオープンする。足柄上地区で初の県立都市公園で360度のパノラマ景色を楽しむことができる。

 公園の名称は「県立山北つぶらの公園」。保全区域を含む総面積は105・9ヘクタールに及ぶ。1998年の都市計画決定を受けて02年に用地取得が始まり、10年に着工。県が工事を進めてきた。

 公園の面積は山頂部の17・9ヘクタールで、展望広場2カ所と遊具広場、芝生広場ができる。70台分の駐車場は災害時などにヘリポートとして活用される。

 尾根にある展望広場は、富士山と大野山が一望できヤマザクラやオオシマザクラ、シダレザクラなど40本を植えた「さくら山展望広場」(標高428メートル)と、足柄平野、相模湾が一望できる「つつじ山展望広場」(標高432メートル)がある。公園内の尾根からの眺望は御殿場方面の富士山麓へと延びる東名高速道路、大野山、箱根山、松田山、そして南に広がる足柄平野と相模湾と足柄平野でも随一で、公園を拠点に大野山へも登れるため新たな観光地にもなりそう。

 3月25日(土)午前10時から式典、午前11時から午後3時までイベントを予定。

■県立山北つぶらの公園

JR谷峨駅から約3・2キロ(徒歩約60分)、国道246号「安戸」交差点から、富士急湘南バス「都夫良野入口バス停」(土日休日のみ山北駅から運行)を左折して道なりに車で約5分。山北駅から徒歩約70分。

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