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足柄版 公開:2017年7月8日 エリアトップへ

素材にミツマタ起用 シンバル固定部品に製品化

文化

公開:2017年7月8日

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『シングル・バーム』を手にする洋一さん
『シングル・バーム』を手にする洋一さん

 丹沢湖がある三保地区に群生し、かつては紙幣の原料として印刷局に出荷していたミツマタが、楽器の部品になった。中川の食堂「ふる里」の親子と南足柄市塚原のドラムメーカーが開発し、500個を生産。卸売業者への販売を始めた。

 楽器の部品はドラムセットにシンバルを固定する際に使う直径5センチほどの固定器具。既製品の材質はフェルトやウレタンが多く用いられるが、この素材にミツマタを起用した。

 プロドラマーとして活動する中川在住の高橋洋一さん(37)が、専属契約を結ぶ塚原のボニードラムジャパン(落合一代表取締役)と話す中で「シンバルを乗せるパーツひとつで音が変わる」と意気投合。「ならばやってみよう」と試行錯誤がはじまった。

 従来品を変形させたものや防震材などの材料で実験したが、「地域活性化に繋がれば」とミツマタですいた和紙を試してみた。

 洋一さんの父・春男さん(69)は地元中川で食堂を営むかたわら、ミツマタを活用した地域活性化に取り組んでいる。早速、ミツマタを収穫して和紙をつくり部品にしたところ「音のウネリが少なくクリアですっきりした音」だった。

 落合社長(47)とともに改良を重ねオリジナル部品『シングル・バーム』が完成した。既製品よりもシンバルの乗りが良く、揺れやすいように全体に丸みを持たせ、間にコルクを挟み、和紙部分に厚みを持たせた。洋一さんは「地元のモノで商品を作れたのはうれしい。メイドイン山北の製品を世界に知ってもらい、地域活性化に繋がれば」と期待を寄せる。

 国内楽器通販大手のサウンドハウスなどで購入できる。1個500円(税別)。

皮をはぐ高橋さん親子
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