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足柄版 公開:2018年3月3日 エリアトップへ

松田町民文化センター 複合施設に再生へ 文化スポーツ、国際交流拠点にも

文化

公開:2018年3月3日

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西側の壁に出現したリードクライミング施設
西側の壁に出現したリードクライミング施設

 松田町役場に隣接する松田町民文化センター(松田町松田惣領2078)の外壁に高さ13メートルの構造物が現れた。

 この格子は「リードクライミング」と呼ばれる山岳競技の施設になる骨組みで、松田町が地方創生の拠点整備型事業として2017年度に整備しているもの。1億2千万円の事業費のうち6千万円が国からの交付金で、町民文化センターの西側壁面に高さ13メートル幅6メートルの「リードクライミング施設」と、大ホールに高さ5メートル幅20メートルの「ボルダリングウォール」などを設置。あわせて、1981年の完成から37年が経過して老朽化した設備の更新も行い、施設全体をリノベーション(再生)する。

 利用者がピーク時の3割にまで落ち込んでいる同施設は今後、教育・文化に特化した複合施設として生まれ変わる。4月からの18年度にはさらに5千万円を投じて屋内の工事を進め、県が進める未病関連事業や町が取り組む国際交流の拠点にもしたい考え。

 完成後は、県西地域でも数少ない1000人規模のホールを生かしたコンサートや映画上映会、演劇公演などのイベントやパブリックビューイング、2020年の東京五輪で正式種目に追加されるスポーツクライミング競技を通じた観戦、参加型のアクティビティなどを提供し、施設全体を使った催しなども開き町民の利便性向上や地域活性化の拠点に再生する。

 今後は施設の運営方法などについて検討を進め、安全を確保できる体制づくりが整えば順次施設の供用を開始していく。

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