2020年度の完成を目指す新東名高速道路建設で、山北町内にある4カ所の工事の見所などを解説する「新東名山北事業PR館」がこのほど完成し、中日本高速道路が見学を受け付けている。
山北町では、【1】スマートインターが設置される川西工事(清水建設・岩田地崎建設JV)【2】河内川橋工事(鹿島・大成JV)【3】湯触トンネル工事(東急建設)【4】山北皆瀬川工事(三井住友建設・大日本土木・フジタJV)―の4区間で工事が進む。
このうち山北町清水地区では「河内川橋工事」(鹿島・大成JV)が始まった。道の駅山北と河内川を挟み向かい合う河内川ふれあいビレッジには2階建ての工事事務所があり、その一角に中日本高速道がPR館を開設した。当面は予約制だが今夏をめどに常設化する。
PR館では、工事内容や町内工事区間のジオラマが映像つきで紹介され、小中高生を意識したトンネルと橋の構造がわかる積木もあり、4区間の全体像が分かる。
PR館がある清水地区では、国内最大規模で東日本では初の特殊技術を使った橋が整備される。高さ約100メートル、全長771メートルの「多径間連続鋼・コンクリート複合バランスドアーチ橋」と呼ばれる橋で、学協会や海外からの見学も見込まれるという。
PR館は当面予約制。申し込み問い合わせは中日本高速道路秦野工事事務所【電話】0463・80・5600へ。
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