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公開日:2018.08.11
浜銀松田支店がお手柄
窓口で連携 380万円被害防ぐ
横浜銀行松田支店に勤務する奥津正司支店長と松本ますみさん、蜂屋里美さんの3人が2日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、松田警察署の大泉重弘署長から感謝状の贈呈を受けた。
7月4日午前11時40分ごろ、横浜銀行松田支店に大井町に住む70代の女性が本人名義の預金口座から現金380万円を引き出しに訪れた。
金融機関では警察の依頼に基づき、窓口で多額の現金を引き出す利用者に用途を尋ねる業務が普及しているため、この日窓口で応対した蜂屋さんが女性に使い道を尋ねた。
女性は「娘が結婚するからおろしたい」と答えたため、念のため「新札にしましようか?」と尋ねたところ、女性は「普通でいい」と話した。
これを不審に思った蜂屋さんが上司の松本さんに報告。松本さんが松田署に電話連絡して詐欺だと分かったという。
遠方に住む息子を名乗る男から電話が入り、1時間後の2度目の電話で「投資に失敗して今日中に金がいる」と言葉巧みに誘う手口だった。
県内では7月末現在1500件約30億円の特殊詐欺被害が報告されている。松田署管内では12件、7千万円の被害があり、このうち8件が高齢者に電話で近づく「振り込め詐欺」という。
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